今回の体験は、帯留めの制作をご希望です。
モチーフは、葡萄
葉と蔓と房をどう表現するか?
を考えてソフトWaxで制作して行くことにしました。
※ ソフト系のワックスとは、常温でも柔らかいため曲げたり切ったりが簡単にできます。その反面、削ったり盛り上げたりには適しません、
早速制作です。ピンクのパラフィンワックスを使って2枚の葉っぱを作って一枚には1mmのスプールワックスで葉脈を乗せていきます。
葡萄の房は、2、2mmのスプールワックスを3mm程度に切って指で温めながら丸めたものをピンクのパラフィンワックスに並べて行きます。
各パーツとして作ったものをサイズの異なるスプールワックスで組んでワックス原型の完成です。
シルバーでの鋳造上がりがこちら
鋳造上がりをヤスリとサンドペーパーで仕上げて帯留金具をロー付けし葉っぱの部分にサンドブラス処理を施して葉脈と蔓、房を研磨剤とバフを使って鏡面仕上にして完成です。